日野自動車は23日、サウジアラビアで来年1月3~17日に行われる「ダカール・ラリー2026」に参戦すると発表した。参戦は今回で35回目だ。改良を重ねた競技車両と国内の販売会社から選び抜かれたメカニックによって勝利を目指す。
「日野チームスガワラ」として参戦する。12月4~6日に行われた前哨戦「ジェッダ・バハ」で最終調整を行い、トラブルを乗り越えながらもゴールした。開発責任者の土屋拓麻氏は「ジェッダラリーではマイナートラブルに見舞われたが、日本にいるエンジニアと現地参戦メンバーによる国境をまたいだ協力でトラブルを乗り越え、ダカール本戦に向けた対策を行った。35回目となる日野の挑戦に注目して欲しい」と語った。
日野は91年に国内の商用車メーカーとして同競技に初参戦以降、完走を続けている。


















