ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックの際に発行された、いわゆる「白地風ナンパープレート」を装着した軽自動車ユーザーの6割超が、過去1年間でトラブルを経験していたことがオートリースを手掛けるナイルの調査で分かった。「有人料金所で、普通車料金を請求された」といった事例が多いという。
白地風ナンバープレートは、期間限定で交付された特別なデザインのナンバープレート。装着しているのは回答者の5.1%(約130人)だったが、このうち、65.9%が「直近1年でトラブルがあった」とした。
トラブルの内容で最も多かったのは、料金所で普通車料金を請求されたケースで21ポイント(複数回答可)。ETC(自動料金収受システム)レーンや商業施設の自動識別ゲートの普及は進んでいるものの、有人で運用しているところは係員の目視に頼っており、誤認しやすいようだ。
このほか「他車から嫌がらせをされた」(19.4ポイント)、「駐車場で区分ミスが起きた」(17.7ポイント)、「普通車ユーザーから馬鹿にされた」(16.1ポイント)という問題も多かった。中には「警察や取り締まりで偽装を疑われた」(12.9ポイント)ということもあったようだ。
同社は11月12~27日にインターネットを通じて調査。2621人から回答を得た。


















