ルノー・ジャポン(大極司社長兼CEO、横浜市西区)は11月27日、多目的車「カングー」を7人乗りとした「グランカングー」を2026年2月に発売すると発表した。通常モデルの全長とホイールベースを延長することで、3列目の座席を設けた。当初は24年末にも国内発売する予定だったが、メーカーの生産計画が先延ばしになったため、導入が遅れたという。愛好家の多いカングーの品ぞろえを強化することで、新たな需要の獲得を狙う。
グランカングーのパワートレインは、排気量1300ccのターボエンジンに7速のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を組み合わせた。全天候型タイヤも装着する。価格は未定だが、詳細は26年1月に公表する予定。
また、国内仕様車の生産は、25年夏に開始しているという。


















