「ジャパンモビリティショー関西2025/第13回大阪モーターショー」(1)国産車〈上〉

  • 近畿圏, 地域総合
  • 2025年11月21日 05:00

 西日本最大級のモーターイベント「ジャパンモビリティショー関西2025/第13回大阪モーターショー」(主催=大阪モーターショー実行委員会)が12月5日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開幕する。「いいね!モビリティ」をテーマに、国産車と輸入車、二輪車の計32ブランドが顔をそろえるほか、次世代モビリティの姿を印象付ける独創的なブースも展開するなど、新たな移動空間をイメージできるフロア構成となっている。こうした話題性の高いイベントの見どころを、6回のシリーズで紹介する。まずは、先駆的な電動車が集う「国産車」から。

◆マツダ

 マツダブースの目玉と言えば、国内市場で2026年に導入する予定の新型「CX―5」。25年7月に欧州で発売された、第3世代の新型モデルは、国内初のお披露目となる。

 コンセプトは「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」。デザインや上質な走行性に加えて、インターフェースや先進運転支援システム(ADAS)の使いやすさを追求し、新境地を開く。

◆スズキ

 スズキが今回のブースで強く訴求するのは、軽乗用電気自動車(EV)「ビジョンeスカイ」だ。EV普及のブレークスルーポイントである航続可能距離を270キロ以上に高め、通勤や買い物といった日常生活に加えて、ちょっとした遠出にも対応できる仕様とした。会場では、軽快なフローティングルーフや3本ライン灯火など、個性的な外観を印象付ける。

 EVシリーズの新モデルを提案するホンダ。多様なシーンで活用できるクロスオーバーSUVとして、27年に国内やインドなどで発売するEV「ゼロアルファプロトタイプ」を披露する。次世代のEV商品群「ゼロシリーズ」のエントリーモデルとして展開。新たなEVの開発思想に基づく低い全高とロードクリアランスを両立。ゆったりとした車内空間を実現した。ブースでは、26年に国内で発売予定のコンパクトEV「スーパーワンプロトタイプ」や、最新のハイブリッド車(HV)新型「プレリュード」も紹介する。

◆三菱自

 三菱自動車は、電動クロスオーバーSUV「エレバンスコンセプト」をブースの中心に据える。静かでクリーンな走行シーンを演出するモデルだ。同じくプラグインハイブリッド車(PHV)の「アウトランダーPHEV」とともに、三菱ならではのPHVの強みを訴求する。デリカシリーズでは、新型「デリカD:5(プロトタイプ)」や、軽スーパーハイトワゴンの2代目「デリカミニ」も並べる。

◆日産

 日産自動車は、主力の「エルグランド」と「リーフ」をそろえる。日産がフラッグシップミニバンと位置付けるエルグランドは、フルモデルチェンジ車を展示。10年以来となるフルモデルチェンジで、パワーユニットには1.5リットルエンジンを発電機とする最新ハイブリッドシステム「eパワー」を搭載。電動駆動4輪制御技術と電子制御サスペンションも備えるなど、あらゆる路面状況でも快適な乗り心地を実現する強みを印象付ける。

 EVの先駆的な存在であるリーフは、クロスオーバースタイルの「B7」を出展。25年10月に発表したばかりの最新モデルが、来場者の興味をひき付けそうだ。

 (国産車〈下〉は最終回で掲載します)

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