ステランティスジャパン（成田仁社長、東京都港区）は、プジョーの小型SUV「2008GTハイブリッド」を発売した。新たな48ボルトのマイルドハイブリッドシステムを搭載。従来はガソリン車とディーゼル車だったが、パワートレインを充実させ、販売増につなげる。

　新システムはステランティスグループが今年から国内モデルに採用しているもので、排気量1.2リットルのターボエンジンにモーターやバッテリーを組み合わせた。燃費は21.5キロメートル／リットル（WLTCモード）でガソリン（17.1キロメートル／リットル）やディーゼル車（20.8キロメートル／リットル）を上回る。

　価格は、既存のディーゼル車と比べて8万3千円安の419万円（消費税込み）。