メルセデス・ベンツ日本、新型EV「EQB」発売 量産EVで国内初の3列シート7人乗り 価格は788万円から

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  • 2022年7月15日

 メルセデス・ベンツ日本(MBJ、上野金太郎社長、東京都品川区)は14日、新型電気自動車(EV)「EQB」を発売した。量産車としては国内初の3列シートを備えたEVとなる。同日都内で実施した発表会で上野社長は「メルセデス・ベンツとして国内3番目のEVとなるが、7人乗りのパッケージは最大の魅力だ」とし、ファミリー層をはじめとする幅広い顧客層への拡販に取り組む方針を示した。

 EQBは容量66.5キロワット時のリチウムイオン電池を搭載し、出力100キロワットまでのチャデモ規格の急速充電に対応する。前輪駆動の「250」は最高出力140キロワット、最大トルク385ニュートンメートルを発生し、航続距離は520キロメートル(WLTCモード)。前後2モーターを搭載した四輪駆動の「350 4マチック」は最高出力215キロワット、最大トルク520ニュートンメートルで、航続距離が468キロメートル(同)となっている。

 新型車は2020年に新規投入した内燃機関モデル「GLB」をベースに開発。フロントグリルのブラックパネルや専用意匠の前後LEDライトなどにより差別化した。

 価格は788万円(消費税込み)から。

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