フォルクスワーゲングループジャパン（VGJ、マティアス・シェーパース社長、愛知県豊橋市）は3日、2024年度に国内市場に投入する新モデル5車種を同時に発表した。

　全面改良する「ティグアン」「パサート」のほかに「T―クロス」「ゴルフ」「ゴルフ　ヴァリアント」の一部改良車を公表した。ハイブリッド、プラグインハイブリッド、ガソリン、ディーゼルなど幅広いパワートレインをそろえ、日本市場に合わせ消費者の〝選択肢〟を広げる。T─クロスは6日から受注を始め、24年下半期の販売をてこ入れする。

　SUVのティグアンの全面改良は7年ぶりで3代目となる。初めてマイルドハイブリッド車を設けた。1.5リットルガソリンターボエンジンは最大出力110キロワット（約150馬力）、最大トルク250ニュートンメートル。価格は未定。

　小型SUVのT―クロスはは車体前部や内装などを見直した。1.0リットルエンジンは最大出力が85キロワット（約116馬力）、最大トルク200ニュートンメートル。価格は329万9千円（消費税込み）から。