FCAジャパン、ジープ「グランドチェロキー」一新 初の3列シート設定 788万円から

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  • 2021年12月14日

 FCAジャパン(ポンタス・ヘグストロム社長、東京都港区)は13日、ジープブランドのフラッグシップSUV「グランドチェロキー」を10年ぶりに全面改良して2022年2月19日に発売すると発表した。国内では同モデル初の3列シート仕様車「グランドチェロキーL」2グレードを展開する。

 定員7人の「リミテッド」と定員6人の「サミットリザーブ」を設定した。排気量3.6リットルV型6気筒エンジンに8速自動変速機(AT)を組み合わせ、最高出力210キロワット、最大トルク344ニュートンメートルを発生する。

 外装では、エンジンの冷却状況に応じてフロントエアインテーク開口部のフラップを自動制御する「アクティブグリルシャッター」を採用し、実用燃費を向上させた。アプローチアングルなどを確保し、四輪駆動車としての高い走破性も確保した。外装色は4色を設定した。水平基調のインストルメントパネルはレイヤー状レイアウトで質感を高め、中心部に10.1インチデジタルタッチスクリーンを配置した。変速機の操作部はジープ初の回転式シフトコントローラーを採用した。

 各種運転支援機能も充実させ、価格はリミテッドが788万円、サミットリザーブが999万円(消費税込み)。

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