三菱自動車、岡崎など国内工場でフェイスシールド生産 地元自治体や病院へ寄贈

  • 自動車メーカー
  • 2020年4月27日

 三菱自動車は27日、岡崎製作所(愛知県岡崎市)などで生産したフェイスシールドの寄贈を開始したと発表した。約1500枚のペースで生産を開始しており、各生産拠点に近い自治体や病院を中心に寄贈する。今後、生産枚数を増強するとともに、マスクなど感染防止製品の生産も検討する。

 岡崎市やパジェロ製造(岐阜県坂祝町)がある岐阜県の病院に提供した。また、水島製作所(岡山県倉敷市)のある岡山県内などでも寄贈を計画している。

 フェイスシールドは、3Dプリンターで作ったフレームにシールドを組み付けて生産する。自動車の開発や生産で培ったノウハウや設備を活用し、感染拡大の防止につなげる。

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