日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が8日発表した2024年4月の外国メーカー車新規登録台数は1万4215台(前年同月比11.3%減)で4カ月連続の減少となった。JAIAが設定している3区分全ての価格帯で販売が減った。一部で輸送遅延の影響もあった。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは6.8%(同0.5㌽減)。輸入電気自動車(EV)販売は1166台(同6.8%増)と2カ月連続で増え、外国メーカー車に占めるシェアは8.2%(同1.4㌽増)だった。

 「400万円未満」の登録台数は2874台(同15.9%減)と2カ月連続の減少となった。価格帯別で最も多い「400万円以上1千万円未満」も8039台(同10.2%減)、「1千万円以上」も2664台(同1.4%減)と、ともに2カ月ぶりに前年を割り込んだ。

 日本メーカー車を含む輸入車全体は2万555台(同2.6%増)。このうち日本メーカー車は6340台(同57.7%増)と5カ月連続で増えた。