北米専売となったセダンモデルの「レガシィ」

 スバルは23日、北米専売のセダン「レガシィ」の米国生産を2025年春に終了すると発表した。日本では20年にセダンの「レガシィB4」の生産を終えており、セダンのグローバルラインアップはスポーツモデルの「WRX」のみになる。市場が縮小するセダンのラインアップを絞り、SUVや電気自動車(EV)の拡充を進める。

 インディアナ工場で生産するレガシィの生産を終了する。米国生産車の最初のモデルとして1989年に生産開始して以来、約35年にわたって販売してきた。23年の販売台数は2万5510台で、同社米国販売に占める比率は4%程度にとどまっていた。