日本特殊陶業は4月30日、2024年3月期の決算会見を開き、中期経営計画の目標である売上高6千億円、営業利益1千億円を1年前倒しで達成したと発表した。車両生産の安定化に加え、点火プラグに使用するイリジウムなどの貴金属で価格転嫁が進んだことや円安が貢献した。25年3月期の連結業績予想(国際会計基準、IFRS)は、売上高6430億円(前期比4.6%増…