中古部品の生産点数を増やすためにも使用済み車の確保が重要

自動車リサイクル促進センター(JARC、細田衛士理事長)がまとめた2023年度の使用済み自動車の発生台数は、前年比約0.5%減の約272万6千台だった。5年連続で前年を下回ったものの、あともう一歩でプラスを見込めるところまできている。新車市場の回復を受け、下取りや買い取りにも波及したことが要因とみられる。ただ、コロナ禍前は毎年度、300万台を超え…