日本の自動車メーカー6社の1~3月米国新車販売は前年同期比15・3%増の143万3159台となり、同期として2年連続で増加した。ハイブリッド車(HV)の需要拡大を追い風に、全社が市場全体を超える増加率となった。

 トヨタ自動車は同20・3%増の56万5098台だった。「RAV4」「カローラ」などのHVが好調で、電動車比率は11・3㌽上がって36・6%になった。増加率が最も高かった三菱自動車はガソリン車の「アウトランダー」の販売が好調だった。

 マークラインズによると、同期の米市場全体の新車販売台数は同4・7%増の376万276台だった。

 日本メーカーの3月の新車販売は同16・4%増の44万3814台となり、13カ月連続のプラスだった。