タイヤ表面の溝や凹凸は空気抵抗の原因に

住友ゴム工業は「タイヤ空力シミュレーション」技術を開発した。路面接地時の変形やタイヤ側面の微細な凹凸の影響も含め、空気抵抗を可視化する技術だ。特に電気自動車(EV)では航続距離を延ばすため、空気抵抗を減らす必要がある。回転するタイヤは乱流を生むため、転がり抵抗の低さに加え、空力性能が重視されつつある。同社は新車装着用タイヤや、2027年に投入予定…