フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、マティアス・シェーパース社長、愛知県豊橋市)のランボルギーニ部門は6日、プラグインハイブリッド車(PHV)のスポーツカー「レヴエルト」を日本初公開した。同ブランドの量産車では初の電動モデルとなる。納車開始は2024年以降を予定する。

 米国で23年4月に世界初披露した新型車を、都内で報道陣に公開した。パワートレインは排気量6.5リットルのV型12気筒ガソリンエンジンに3基のモーターを組み合わせた。システム全体の最高出力は1015馬力で、停止状態から2.5秒で時速100キロメートルに到達する。最高速度は同350キロメートル超という。

 予約を開始しているが、同社によると、すでに予約台数が日本に割り当てられた車両の数年分に上っているという。

 価格は約6600万円(消費税込み)の予定。

(2023/6/8修正)