JVCケンウッドは、2024年3月期の事業利益が08年の経営統合後で最高になった。海外自動車メーカーからの受注拡大や無線システム事業の売り上げ増、価格転嫁や部品不足の影響緩和などが寄与した。25年度を最終年度とする中期経営計画「VISION2025」の初年度目標も大きく上回った。代表取締役専務執行役員の宮本昌俊最高財務責任者(CFO)は「非常に良…