「マスマーケット(大衆市場)に狙いを変えた施策が必要」と話すKPMGのシルバーグ氏

世界で電気自動車(EV)をめぐる攻防が激化している。開発・生産投資や値下げ競争が自動車各社の部門利益を圧迫する中、比亜迪(BYD)など中国勢の存在感が高まりつつある。コンサルティング会社KPMGの自動車セクタートップであるゲイリー・シルバーグ氏に、グローバルでのEV市場や競争の行方などを聞いた。―足元ではEV販売の失速が目立つ。この市場動向をどう…