今年1月のオートサロンでは概念モデルとして展示していたが、より製品版に近い形でブラッシュアップされた状態で展示する

 スフィアライトは、乗用車からトラックまでのヘッドライト・フォグランプ用LEDバルブを企画・製造・販売し、数々の製品をリリースしてきた。今回のジャパントラックショーでは、トラック用テールランプユニットを展示する。

 テールランプのテーマは「安全性の向上」。表示面積の大きいトラック専用に設計されており、安全性と機能性を高めている。同製品には5つの特徴があり、①複数の点灯パターンから選べる②安全性を高めるバリアブル点灯③緊急ブレーキ専用アクション④キャンセラー内蔵⑤カスタム化粧プレート―などを設定している。

 各点灯機能は灯室を分けない設計で、1032個のフルカラーLEDをマトリックス上に搭載する。すべてのLEDを点灯させることで、周囲の視認性を大幅に向上させ、ドライバーの意思を後続車へ明確に伝えることができる。同機能は現在、特許申請中である。

 装着に関しては、球切れ警告灯の誤表示やハイフラッシュに対応。さらに、シーケンシャルウインカー使用時の緊急ブレーキ表示灯にも備える。「車種ごとのケーブルセットを装着するだけで、他に用意するものはなし」というセット内容を想定している。

 デザインの拡張性にも注力しており、ブースでは複数の点灯パターンを見ていただくことができる。ぜひ、ブースに立ち寄っていただき、その体験を自身で感じてほしい。