2023年度はコロナ禍からの回復は期待できそうだが…

日本自動車部品工業会(部工会、有馬浩二会長)がまとめた「自動車部品工業の経営動向(2022年度通期)」によると、部品各社の23年度通期業績はコロナ禍前の18年度水準まで戻る見通しだ。完成車メーカーによる車両生産の正常化や価格転嫁の促進などで業績回復を見込む企業が多かった。ただ、足元では原材料やエネルギーコストの高騰が続いており、楽観視はできない状…