12年はトヨタの新型車攻勢の追い風を受けた(写真は富士重工業の群馬製作所・本工場、86の生産ライン)

中部地区の部品各社の2012年はトヨタ自動車の増産を受けて増収増益基調となる半面、グローバルビジネスの厳しさを改めて実感させられる1年だった。小型ハイブリッド車(HV)「アクア」や小型FRスポーツ「86(ハチロク)」などの好調に合わせ、トヨタの国内生産が9月まで日当たり1万4千~1万5千台で推移。部品各社の国内工場もフル稼働が続いた。ただ、秋以降…