厚生労働省は、来年度からスタートする第12次「労働災害防止計画」のなかで、製造業の労災死亡者を2017年までに12年比で5%以上、減らす数値目標を掲げる。12年推計値をベースに試算した12~17年の削減率4・6%を上回る水準とする。長期減少傾向にあった労災はわずかだが増え始めた。団塊世代の大量退職に伴い、技能はもちろん、安全衛生知識に乏しい労働者…