日本自動車連盟 小栗七生会長

自動車税制の改正論議が新たな局面を迎える。3年前の民主党政権発足で改革機運が一気に高まったものの、暫定税率が名前を変えて生き残るなど改革は幻に終わった。明日投開票の衆院選では経済対策や消費税、TPP(環太平洋経済連携協定)問題などが主な争点だが、自動車ユーザーの98%が自動車諸税を負担に感じている事実も無視できない。理不尽な税制を続ければ地方のモ…