太平洋工業は、中部、九州、東北の3極でプレス部品生産の体質強化に乗り出す。東大垣工場(岐阜県大垣市)に導入した高効率の新生産方式を九州や東北に移植する。新生産方式は溶接機の汎用性を高めることで、新型車向けの部品を立ち上げる際の投資低減や、多品種混流を実現したものだ。これを日本の各生産拠点でフル活用することで、国内3極で需要変動に強い生産、供給体制…