経済産業省は、メキシコ自動車産業の視察報告をまとめた。北米自由貿易協定(NAFTA)効果で90年代から産業集積が進み、昨年は14社が268万台を生産、このうち8割が米国向けだ。報告書は、輸出先が米国から南米、欧州へと広がっていることや、企業によっては“マザー工場”の機能を持たせる事例が出てきたと指摘している。(遠藤幸宏)同省の前田泰宏自動車課長ら…