富士通テン(重松崇社長、神戸市兵庫区)はこのほど、前方、左右方向だけでなく、上下方向の物体も検出できる車載用で小型の77ギガヘルツ3次元電子スキャンミリ波レーダーを開発したと発表した。道路上の標識や障害物を離れた位置からでも検知でき、衝突被害軽減装置の精度を高めることができる。今後さらに改良を加え、2014年の自動車メーカーへの納入開始を目指す。…