1ドル=80円を上回る超円高が定着する中で、自動車メーカー各社は国内空洞化を回避するため、こぞって国内販売の強化を打ち出している。だが、市場環境は厳しく、各社の目算を満たすのは至難の業だ。ホンダでは超円高が続こうとも、国内生産で年間100万台を維持していく方針だ。しかし輸出競争力が低下するため、国内販売を強化する考えで、2012年度は前年度比68…