デンソーは、アイドリングストップ中の冷房を可能にする「蓄冷エバポレーター」を年産100万台規模の戦略商品として育成する。スズキの新型「ワゴンR」向けに供給を開始したばかりで、現在の生産規模は年20万台弱。エバポレーターの世界生産は年1千万台超に達しているが、世界的に需要が拡大するアイドリングストップ車の商品力をさらに高める部品として提案、中期的に…