東芝は16日、レアアースの一種で希少なジスプロシウム使用量をゼロにしたモーター用の高鉄濃度サマリウム・コバルト磁石を開発したと発表した。モーターの実使用温度である100度C以上の環境で、現在一般的に採用されている耐熱型ネオジム磁石と同等以上の磁力を持つ。自動車などの駆動モーターや産業用モーターは、磁力の高いネオジムの一部をジスプロシウムで置き換え…