ディーゼル排ガスの浄化技術である「尿素SCRシステム」が性能低下を起こしている問題で、環境省は審議会の答申に対策を明記する方針を固めた。認証や耐久試験を見直すほか、点検・整備のあり方まで踏み込む可能性もある。審議会内の手続きを経て近く環境相に答申する。環境相の諮問機関である中央環境審議会(中環審)大気環境部会が10日、「今後の自動車排出ガス低減対…