シロキ工業は、主力の自動車部品事業で新規参入分野の開拓に本腰を入れる。今春に専門部署として設置した開発企画室で市場調査を実施し、具体的な品目を決定。2016年度までにシートアジャスターなど主要5製品に次ぐ、第6の柱となる部品の実用化を目指す。また、こうした戦略策定と並行して「電子部品、樹脂、アルミといった新分野で技術の“手の内化”を図る」(同社幹…