日本鉄鋼連盟が発表した2012年上期(1~6月)の粗鋼生産量は、5406万6千トンで前年同期と比べて横ばいだった。震災復興需要による建設向けや、エコカー補助金効果で販売が好調な自動車向けは伸びたが、円高による輸出の落ち込みから横ばいにとどまった。また、6月単月の粗鋼生産量は前年同月比3・5%増の919万9千トンとなり、4カ月連続プラスとなった。自…