「リーマンショック後の厳しい市況の中、全社挙げての構造改革でなんとか黒字を確保できた。しかしコストの改革だけでは今後の生き残りは難しい。強い新製品投入に向けた施策はここ数年続いている。それを仕上げるのが私の役目」と抱負を語る。創業家出身で24年間経営をリードしてきた片岡政隆社長から後任の打診があったのは昨年の6月。「その時は候補の一人にすぎず、日…