DRAM専業のエルピーダメモリは27日、東京地方裁判所に会社化更生法を申請し、経営破たんした。負債総額は4480億円。同社は、家電製品や自動車に搭載するDRAM専業メーカー世界3位。韓国や台湾企業との競争激化で、DRAMの価格が急激に下落しているところに、歴史的な円高やタイの洪水によるDRAM需要の低迷が直撃、資金繰りが悪化していた。同社は今後、…