米ドルに対する円相場が下がってきた。２２日には１ドル＝８０円台に下落、昨年８月初め以来約６カ月ぶりの円安ドル高水準となった。２３日も続落し、昼時点で１５日連続の円安傾向が続いている。１ドル＝８０円水準は、自動車メーカー各社が想定していた通期のレートよりも最大で４円の円安であり、他産業と比べて輸出依存度が高いことから一定の収益改善効果が見込まれる。…