日本鉄鋼連盟が発表した1月の粗鋼生産量は、前年同月比10・6%減の863万トンと2桁の落ち込みとなった。5カ月連続のマイナス。円高水準が続いて採算の確保が困難なため、高炉各社が輸出を減らしている。2009年10月以来、マイナス幅が最大となった。自動車向けなどの転炉鋼は同13・6%減の664万トンと5カ月連続マイナスとなった。日系自動車メーカーなど…