伊ランボルギーニは、SUV「ウルス」の累計生産台数が2万台に達したと発表した。2018年のデビュー以来、販売台数記録を毎年塗り替えており、同社では「ブランド史上最短でベストセラーモデルという新記録を達成した」としている。

 同車は、ブランドの規模とサンタガータ・ボロネーゼ工場の規模を倍に拡大するきっかけにもなったモデル。ランボルギーニ のステファン・ウィンケルマンCEО(最高経営責任者)は、「12年の北京モーターショーでのコンセプトを発表、18年に発売を開始し、その後の年月を通してウルスはスーパースポーツカーの伝統と世界初のスーパーSUV 『LM002』の系譜を受け継ぐ真のランボルギーニとして、人々を魅了し続けてきた」とコメントした。

 17年2月の正式発表後は 世界114都市を巡るワールドツアーを開催したことで、当初の受注の7割以上がランボルギーニの購入が初めての顧客だったという。

 2万台目の車両はアゼルバイジャンのオーナーの元へ届けられた。