2021年度の燃料課税の税収が過去20年間で最少となった。車両の電動化やガソリン車の燃費改善が大幅に進んだことで、01年度比で6千億円以上減収だった。政府は「35年に新車乗用車販売電動車100%」を目標に掲げており、ガソリン税収の先細りは避けられない状況だ。財務当局をはじめとする政府は、車体課税分と合わせて自動車関連諸税で9兆円規模の税収を維持し…