トヨタ自動車は7月27日、国内で8月に追加の稼働調整を行うと発表した。レクサス「LS」「IS」「RC」「NX」などを生産する田原工場(愛知県田原市)の第3ラインと、レクサス「LX」、新型「ランドクルーザー300系」「ランドクルーザー70」を生産するトヨタ車体吉原工場(愛知県豊田市)の第1・2ラインで、田原工場は3~6日、吉原工場は5、6日に生産を止める。合わせて5000台の生産に支障が出る。

今回の稼働調整は半導体不足ではなく、新型コロナウイルスの感染が再拡大するベトナムからの部品調達が滞っていることを要因とする。

トヨタはこれまでに8月分として「カローラ」「カローラツーリング」を生産する高岡工場第1ライン(5日間、9000台)と、「アルファード/ヴェルファイア」「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」を生産するトヨタ車体富士松工場第2ライン(7月29、30日を含む5日間、約3000台)の稼働調整を公表済み。今回の発表で、減産台数は1万7000台に増えた。

高岡工場の稼働調整は半導体不足、田原工場とトヨタ車体の富士松・吉原工場は新型コロナによるベトナムからの部品不足を理由としている。ようやく収束しつつあった新型コロナによるサプライチェーン(供給網)への影響だが、先行き不透明感が再び増している。