西日本鉄道は、7月から福岡市や北九州市の中心部で運行している「100円バス」を50円値上げするなど、同社グループ一般路線バスの料金および割引サービスを見直すと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で業績が悪化した。このため「お客さまが減少している中、持続的な公共交通サービスを提供する」ことが料金見直し理由だと説明した。

 100円バスの運賃は、150円に値上げする。

 同社は「国の認可を受けた運賃(上限運賃)の範囲内で見直した(割引額を縮小)」という。

 さらに「福岡都心100円エリアフリー定期券」などの定期券サービスは販売やサービスを終了もしくは値上げするほか、「福岡市内1日フリー乗車券」などの乗車券サービスは値上げする。