オートアフターマーケット連絡協議会(藤野利浩代表理事=BSサミット事業協同組合副理事長)は、自動車関連事業者の投票による「クルマ屋さんが選ぶ“いいクルマアワード2021”」を発表した。総投票数が最も多かったクルマに贈られる「大賞」には、トヨタ自動車「プリウス」が4年連続で選ばれた。「次に乗りたいクルマ」はスバル「レヴォーグ」が1位を獲得して「特別賞」を受賞した。

 プリウスは「価格の割に良いクルマ」「トラブルの少ないクルマ」の各カテゴリーで1位を獲得。「リセールバリューの高いクルマ」でも3位以内に入賞した。また「トラブルが少ないクルマ」のトップ10は全てトヨタ車が占めた。

 レヴォーグが「次に乗りたいクルマ」で1位を獲得した理由として、同協議会は「アイサイトXへの注目度が高く、多くの人がその機能と他との違いに着目している」ことなどを挙げた。

 同アワードは自動車業界の活性化を目的に17年から実施。今回で5回目となる。自動車整備、車体整備、用品・部品販売などアフターマーケット事業者の視点から「いいクルマ」を選考したものだ。20年12月2日から21年1月31日の期間にウェブアンケートを実施した。総有効回答数は4717件で過去最高だった。