技術開発本部長の後藤伸夫執行役専務(左)とコア技術を製品に実装する自動車事業本部自動車技術総合開発センターの井上英司パワートレイン技術開発部長

日本精工は、技術基盤として「4コアテクノロジー+(プラス)1」を掲げる。摩擦などを扱う「トライボロジー」や「材料技術」で軸の回転を滑らかにする軸受けなど機械要素を開発し、機械要素の能力を引き出す電子制御を融合した「メカトロ技術」で電動パワーステアリング(EPS)などを製品化。これらを「解析技術」が支え、技術・製品開発の効率化を図ってきた。さらにコ…