アウディジャパン(フィリップ・ノアック社長、東京都品川区)は27日、「RS Q3」を6年ぶりに全面改良し、12月8日に発売すると発表した。合わせてRSシリーズ初のコンパクトクロスオーバーSUV「RS Q3スポーツバック」も追加設定した。両モデルは7月に全面改良した「Q3」シリーズの高性能モデルに位置づける。

 搭載エンジンは排気量2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジン。最高出力400馬力、最大トルク480ニュートンメートルを発揮する。7速Sトロニックトランスミッションとともに組み合わせた四輪駆動システムは、電子油圧制御式の多板クラッチを採用した。ホイールベースは75ミリメートル延長して、室内空間と荷室スペースを拡大した。

 価格はRS Q3が838万円、RS Q3スポーツバックが863万円(消費税込み)。