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 国土交通省は、二輪車の灯火器などの取り付けで国際基準を導入したと発表した。国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で「二輪自動車の灯火器等の取付けに係る協定規則」の改訂などが採択されたことを受け、日本でもこの基準を導入するため道路運送車両の保安基準などを一部改正した。改正保安基準などは25日に公布し、同日施行した。

 保安基準など改正で、二輪車の灯火器などの取り付けは協定規則に規定された技術的要件に適合しなければならない。これに伴い、二輪車への昼間走行灯の取り付けを可能とするほか、車幅灯や側方反射器を備えなければならないこととする。適用対象は2023年9月以降の二輪車の新型車とするが、昼間走行灯の取り付けを可能とする規定は25日から適用した。