トヨタ自動車は15日、マイナーチェンジした小型背高ワゴン「ルーミー」を同日に発売したと発表した。これに併せて、5月までトヨペット店とネッツ店の取り扱い車種だった兄弟車「タンク」をルーミーに統合する。トヨタ車の全店舗全車種販売への移行に伴い、兄弟車のラインアップを絞り込み販売効率を高める狙いだ。

 ルーミー/タンクは、2016年11月の発売でダイハツ工業「トール」のOEM(相手先ブランドによる生産)供給モデル。19年度の販売実績はルーミーが9万2890台、タンクが7万5499台と車名別販売で上位につける人気車種となっている。

 今回のマイナーチェンジでは、トールと同様に安全装備や使い勝手を向上させた。価格は155万6500~209万円(消費税込み)。目標月間販売台数は8700台。