トヨタ自動車と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、共同で開発を進める有人与圧ローバの愛称を「ルナ・クルーザー」に決めたと発表した。

 トヨタとJAXAは昨年6月に共同研究協定を結び、2020年代後半の打ち上げを目指して燃料電池で走る月面用の有人与圧ローバを開発している。今年度は走行中の動力や放熱性能の確認、タイヤの試作、原寸大の模型を使用した機器配置の検討などを進めているという。今後は試作車を作り、走行性能や機能の実証を行っていく。