国土交通省は10日、各地の名所や名産品などをあしらった「地方版図柄入りナンバープレート」の第2弾を5月11日から交付すると発表した。同日からスタートする新たな地域名表示ナンバーの対象となる全国17地域のもの。図柄入りプレートは、前回の第1弾と合わせると全国58地域で交付されることになる。4月13日にはウェブサイトなどからの事前申し込みも開始する予定だ。

 図柄入りを含めた新たなご当地ナンバーは「知床(北海道)」「苫小牧(同)」「弘前(青森県)」「白河(福島県)」「松戸(千葉県)」「市川(同)」「船橋(同)」「市原(同)」「江東(東京都)」「葛飾(同)」「板橋(同)」「上越(新潟県)」「伊勢志摩(三重県)」「四日市(同)」「飛鳥(奈良県)」「出雲(島根県)」「高松(香川県)」。新車や中古車の購入時に加え、対象地域のユーザーが保有している車も変更することができる。

 各地域ではご当地ナンバーの導入による地域振興を目指している。図柄入りナンバーも知床が現地の雄大な自然をモチーフにしたデザインを採用するなど、それぞれ地域の特色をアピールしており、各地のブランドイメージの向上にも役立ちそうだ。

 交付にかかわる費用は4月上旬をめどに公表する。