国内生産に占める輸出割合の低下が目立っている。日本自動車工業会(池史彦会長)によると2014年の輸出割合は45・7%となり、前年から2・8ポイントも落とした。自動車メーカー各社は世界的な新車供給の効率向上に加え、為替リスクの低減を狙いに海外生産にシフトしている。足元の円安を追い風に一部で国内からの出荷を増やそうとする動きが出始めているが、設備投資…