2015年元旦を迎えた。円安傾向の進展など急激な経済環境の変化、消費増税を受けた国内の需要環境の変化、人材の有効活用を目指した働く環境の変化など、日本の自動車業界を取り巻く情勢は刻々と変化している。そうした中で、昨年末には“自動車100年の歴史”の中でエポックメーキングと評すべき出来事があった。世界で初めて燃料電池車(FCV)の量産モデルの市販化…