米下院の公聴会に出席したタカタの清水博シニアバイスプレジデント

収束が見えないタカタのエアバッグ問題。今年後半、部品業界は事態の推移を固唾を呑んで見守った。同社のエアバッグをめぐっては、2013年に続き、今年6月に助手席エアバッグのインフレーター(ガス発生装置)の不具合を原因とする大量リコールが発生。米国では死傷事故の事例が報告され、波紋が広がった。部品業界を震撼させたのは、世界で2千万台(原因を調べるための…